気がついたら知らない場所にいた

冷たく暗い嫌なところだとライオンは思った。

ライオンは立ちあがろうとした

でもいくら必死にもがいても

立ち上がることができなかった

ライオンはいつしか立ち上がることを諦めた

そしてまた

冷たい床に身を伏せて

ただただ深い眠りに落ちていった

光る雫をつけたまま・・