結末にすごく悩んだんだけど

やっぱりライオンのその後は書きません。

てゆうか書けません。

読んでて気づいてるヒトもいるかもしれないけれど

このライオンは桃子であり、あなたです。

桃子が存在するかぎり、あなたが存在するかぎり

このライオンのお話は続きます☆

ヒトは社会の檻(見せ物小屋)に気づかないうちに入っています。

それに気づいたときに

死ぬほど苦しむヒトもいれば

どうしたらそこでうまくやっていけるか考えるヒトもいる

無気力で檻でじっとしてるヒトもいる。

でも生きていくには

その檻の中で柔軟に生きていく術を見つけなければいけない。

それは社会に嫌でも強制されることだと思います。

このお話を読んで

すこし悲しいお話だと思ったヒトが多いかと思います。

でもこのライオンは夕焼け空を拒むコトによって

見たくない世界(自分の幸せな過去)をとじこめるコトによって

今の幸せを見いだしています。

つまりライオンが今シアワセってコトは確かなんです。

こんなふうにしてヒトは成長し

『オトナ』と呼ばれるものになっていくのではないでしょうか。

桃子にとっては『オトナ』になるということは

一部のヒトには簡単なことなのかもしれないケド

桃子にとってはすごく難しいコトなんです。

桃子が中学生の頃は

自分には無限の可能性があると思っていました。

今は普通の『オトナ』になるというコトが

すごく難しいように思えてしまう。

年を重ねるほど、そんなコトを考えてしまいます。

たぶんそんな時期なのでしょうね♪

「あなたの中にこんなライオンはいませんか?
 
   あなたの周りにこんなライオンはいませんか?
 
     これは読んでるみんなのココロに宿るライオンのモノガタリ」